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2012年、大晦日。天気は良いけど風がとても冷たい。

HPをご覧くださった方、ご注文のご連絡をくださった方、お問い合わせをくださった方、励ましのご連絡をくださった方、何と言っていいのか分からず遠くでそっとエールを送ってくださった方、みなさま今年一年本当にありがとうございました。

今年は私にとって、なんというか、嬉しいことも、悲しいことも本当にいろいろあった年で、大変な激動の年だった。
悲しみはそう簡単に癒えるはずもなく、寂しさはむしろ増してくる。
人生って、生きるって、大変にいろいろと乗り越えていくことなんだ...と。そんなふうに身に沁みて、つくづく思う。長く生きれば生きるほど、いろいろある。悲しみだって1つずつ背負っていく。
新美南吉の童話に「でんでんむしのかなしみ」というのがある。自分の背中のからのなかに悲しみがいっぱい詰まっていることにある日気づいた1匹のでんでんむしが、おともだちのでんでんむしを訪ね歩く。そして、「かなしみはだれでももっているのだ。わたしばかりではないのだ。わたしはわたしのかなしみをこらえていかなきゃならない。」ということにとうとう気づき、なげくのをやめたのである、という話である。
こういう境遇になってみると、案外同じ境遇の人がたくさんいることに気付く。あの人もそうよ、この人もそうよ、私もそうよという話が耳に入ってくるのである。
私は私の悲しみを背負って生きていく。まああんまり逆らわずに、悲しいときには涙を流し、年月が経ち、少しずつ癒えていくのを待とうと思う。

人生はまるで不出来なミルフィーユで、悲しみと嬉しいことと、少しずつ折り重なっている。薄い層もあれば、とりわけ分厚い層もある。
今年は分厚い悲しみの層が重なったけど、初めての個展ができたという嬉しい層も重なった。子どもたちの足が、背が大きくなったという嬉しい層も重なった。悲しみは向こうからやってくるけど、ささやかな嬉しいことは自分で重ねられるものである。

今は一生懸命お母さんをやる。楽しみながら、バッグを作る。

来年もどうぞよろしくお願いします。
 
dec.31

 

クリスマスの3連休、皆さまいかがお過ごしですか?

クリスマス、いつもウキウキワクワク楽しいのに、今年はなんか、かなり寂しい...。
おうちでクリスマスパーティー!という気分にもならず、ケーキを焼こう!という気もいまいち起こらない。夫はクリスマスといったらチョコレートケーキ派で、私は毎年このときだけチョコレートケーキを作ってた。
今年は作るのやめた。作ると、多分食べるとき思い出して悲しくなる気がするから。
明日はどこかでケーキ買ってくることにしよう...。

そんな昨晩は櫻茶屋でクリスマスおもてなしをいただいてきた。
毎年クリスマスの頃だけ、スタッフ総出でかなり気合を入れて頑張る予約制のクリスマスディナーである。今年は3連休の土・日・月のみいただける。
クリスマスの頃に帰省することなんてなかったから、私はまだ一度もいただいたことがなかった。
前菜から始まり、スープ、ニョッキ、副菜、鶏肉料理、お口直しのソルベ、牛肉料理、サラダ、野菜のお寿司とすまし汁、デザート、飲み物が一品一品コースのように出てくる。カフェなんだけど、本当に頑張っている。
メニューをさらっと見ると、フレンチかイタリアンみたいだけど、お寿司とすまし汁が出てくるところが、櫻茶屋らしいオリジナルなのである。
初めていただいた今回は前菜の冬野菜のテリーヌ(写真中)がとくに絶品だった。お出しのゼリーで固められていて、彩りも美しく、優しい味で本当に美味しかった。
個展の制作にかかりっきりで、いろいろと面倒をかけてしまった父に、今回は私がこのクリスマスおもてなしをごちそう。
子どもたちには大好物のトマトソースのパスタと、クリスマス限定ケーキ(写真下)をごちそうした。2人とも(とくに6歳の次男)、パスタにこのボリューミーなケーキ、一人前全部食べられる〜?と疑わしく思いながらも、ケーキの写真見て食べたい食べたいとワクワクしているし、「ま、クリスマスだしね」ということでそれぞれ注文してみたけれど、ほとんどぜーんぶ食べてしまった。あとで「おなかがこ〜んなにいっぱいだよ!」とシャツをめくって見せてくれた。大満足してくれて、よかったな。今年はケーキ焼かないけど、かんべんしておくれ。
母はというと、この3連休はずっとこのディナーにかかりきりなので、休みなし。もちろん昨日もずっと裏方。そんな母には、大橋歩さんの挿絵が素敵な村上春樹さんのエッセイ「サラダ好きのライオン」をクリスマスプレゼントに...。

今夜も母は櫻茶屋で大忙しだ。
私と父と子どもたちは今夜はおうちでおでんを囲む。

 
dec.23

 

今日櫻茶屋にbag(写真)を納品してきました。個展に向けての制作で精一杯で、しばらく納品できていませんでした。
カフェの片隅のほんの小さなスペースですが、お茶をしにきてくださったお客様の中には、楽しんでその一角をご覧くださる方もいるようで、母から「バッグはまだ〜?!」とせっつかれていました。
母なので遠慮なし。私のペースのことなんておかまいなし。
なにせ、布モノはAtelier+Sのものしか置いていないので、なくなるとちょっぴりさみしいのです。

LーBLANCHEさんでの個展は終了しましたが、残っている作品はそのまま年末の最終営業日28日まで置いてくださるそうです。
もしもまだ気になるなと思ってくださっている方がいらっしゃいましたら、営業日にご注意の上、見にいらしてくださいませ。

幼稚園も小学校も今日が終業式。終業式だけど、幼稚園はいつもの通り16時まで預かり保育がある。小学校は授業と給食もある。始業式の日も同じく。とっても、助かる。。。

しかし、今年の冬休みは長いな.....。

 
dec.21

 

L-BLANCHEさんでの個展も昨日で終了。
はるばるの道、足をお運びくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。
出来るのか?本当に作れるのか?と一抹の不安がよぎること、たびたびありましたが、目標の数(勝手に自分で決めたものですけど...)の作品を用意することができ、一つ一つのbagにちゃんと向き合いながら作ったぞー、という達成感もあり、やり遂げられて良かったなあ、としみじみ思っています。
これも家族や、応援してくださった皆さまのお陰と、深く感謝しています。
バッグを作っているからこそ生まれる出会いというのが、ここのところ少しあって、そんないろいろな出会いを連れてきてくれるバッグにも感謝です。
道はいろいろな方向に分かれ、波もいろいろなタイミングでいろいろな方向からやってきますが、そのときそのときに考えて、舵取りをしていこうか、と思っています。
バッグ作りはこれからもこつこつと続けていきたいと思っていますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


昨日は、母から噂を聞いていてずっと行ってみたかったギャラリー「のきは」に行ってきた。
ちょうどこちらもmon sakata展の最終日。最終日だから品物は多くはないけれど、ゆっくりと選ぶことができる。
そして、ギャラリーは噂通り、とても雰囲気のある洗練された古民家で、かなり素敵な空間なのである。
徳島にはちょっと来てくれないような有名な方の個展を企画されていることが多いらしく(母が物色して求めてきたものが、実家にはいろいろある)、訪れる楽しみのある場所が一つ増えて、嬉しくなる。
そのあと、やっぱり昨日が最終日だった阿波藍の展示(写真左)を見に行く。
阿波藍のアートプログラムだそうで、パンフレットの写真が素晴らしく、興味をそそられていたのだけれど、すっかり忘れていて、「のきは」さんに良かったよと言われて思い出した。
埠頭の倉庫でダイナミックに展示されている藍のアート。おもしろくて、美しい。
藍染の展示というと、なんとなく古臭い印象が強かったけど、これは違う。
徳島の魅力をいっぱい発見した一日だった。
でも選挙結果は残念な一日...。

もうすぐクリスマス。
次男は家で「うさぎ野原のクリスマス」を時々歌ってる。
明日は幼稚園で子ども会という名のクリスマス会がある。
撮るのが下手くそなビデオカメラ持って、見に行かなくちゃ。

 
dec.17

 

初めての個展から帰って来ました。
初日にたくさんの方がお越しくださったそうで、本当にありがとうございました。
初日にはお店に伺うことができず、お会いすることができなかった皆々様、楽しくご覧いただけましたでしょうか?
バッグにタイトルを付けて、バッグの脇にも添えていただけるよう、お店のオーナーに私からお願いしていたのですが、ちょっと考えが足りなくて失敗。
バッグは絵ではないのでした。 見て選ぶものではなく、提げたり、持ったりして、鏡を見てみたりして選ぶものなので、移動するものだという配慮が足りませんでした。添えていただいているタイトルの場所にそのbagが戻るとは限らず、ちょっぴり混乱を招いてしまったようで、すみません。。。
bagの持ち手部分に提げてあるタグにタイトルを書いてありますので、 そちらを見て確認していただけたら、と思います。
そんななかでも、お手にとって見ていただいたり、お気に入りを見つけてくださって、
本当に本当にありがとうございました。

愛媛県卯之町までの1泊2日の旅、私にとってとても有意義なものになりました。
子どもたちを置いて行くので、行こうかどうしようか迷ったけれど、行ってよかった。
出会いっていいなあと思ったのでした。
写真はL-BLANCHEさんでの個展の様子。
真っ白な空間にたくさんの古道具や、作家さんたちの作品があって、まるで宝探し。
私も宝物見つけてきました。
この白いお家はオーナーご自身で建てられたのだそう。「小屋なんです」と謙遜されていたけれど、すごい、只者ではない...。大工さんでもないのに、普通は建てられません。
いっぱい引き出しを持っている、おもしろくて素敵な方なのです。
もっといっぱいお話したかったけど、1晩だけお泊りさせてもらって、後ろ髪引かれながら帰路についたのでした。

帰って来たら、子どもたちが高速バスの停留所まで迎えに来てくれて、車の中で我先にとワーワー喋る、喋る。私のいない夜、長男は鬼のいぬ間に洗濯とばかり、夜更かししてテレビを見たそうで、たまにはいいね、だそう。次男はお布団の中でちょっぴりシクシク泣いたんだって。まあまあ.....。

個展は16日(日曜日)まで続いています。
まだまだ楽しいbag残っていますので、お近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びくださいませ。

 
dec.10

 

昨日ようやく、6日(木曜)から始まる個展のための作品を仕上げて発送した。
日曜日に出して、月曜着を目指していたけど、間に合わず。
月曜発送なら余裕!、と思っていたら、どっこいギリギリまで作っていた。
近所の宅急便のセンターに「19:20までに持ってきていただいたら本日のトラックに載せられますよ」、と聞いていて、センターに飛び込んだのがちょうど19時20分。ギリギリセーフ!
もし間に合わなかったら、ひとまず主なものは送って、まだ仕上がっていない分だけ翌日発送しようかな、とは思っていたけど、どうせなら全部仕上げて発送したくて、ものすごく頑張った。焦った時ほど慎重に、丁寧に...と自分に言い聞かせながら、ミシンを動かしていて、そのただならぬ集中振りに、子どもたちも、「ママ頑張ってね。」とか、「間に合うの?」とか言って心配してくれた。
今日L-BLANCHEさんに無事に作品が到着したそうで、ほっーと安堵の一日だった。
落ち着いたところで、松山に行くバスと電車の時間を調べる。
同じ四国でも愛媛県と徳島県は遠い。とっても遠い。私の住む徳島市からLBLANCHEさんのある西予市は四国の東と西である。車で4時間くらいかかると聞いた。本当はそれくらいの運転へっちゃらになりたいところだけど、今は全く自信がないので、松山まで高速バス、松山から特急列車に乗ることにした。

子どもたちを家族にみてもらわなければならないので、初日には行けませんが、7日(金曜日)は15時くらいから、翌日8日(土曜日)は14時くらいまでL-BLANCHEさんに在店することができそうです。お越しくださったみなさまにお会いできるのを、ドキドキしつつ(カチンコチンに緊張していませんように...!)、楽しみにお待ちしております。

bagは30個、小物は70個以上、全部で100点以上になりました。
小物の画像は、あんな風に撮ろうか、こんな風もいいかも、なんてあれこれ考えていたものの、結局時間がなくて写真に収めることができず、ここでご紹介することができませんが、がま口、小さな小さなbag、おなべつかみ、ブックカバー、巾着を作りました。L-BLANCHEさんのHPで早速ご紹介していただいておりますので、気になる方はコチラ(→)をご覧ください。
写真(左)は個展のためのbagたちの画像。実家のカフェ(櫻茶屋といいます)の2階に貸しギャラリー(櫻ギャラリーといいます)があって、空いてるときに、自分が作ったbagを飾ってみました。いろんな色やカタチがあって、なかなか楽しい雰囲気です。
今回、bagにはAtelier+Sのお店でしているように、一つ一つにタイトルをつけました。ご覧いただけるだけでも、おもしろく見ていただけると思います。ネーミングも合わせて楽しんでくださったらなあ、と思っています。
週末に向けてまた一段と寒くなるようです。お越しくださるみなさま、どうか温かくして、お気をつけてお越しくださいませ。

 
dec.4

 

昨日は母と妹と、香川県の高松市で開かれている瀬戸内生活工芸祭に行ってきた。
本当は、遊びに行ってる場合じゃないんですけどね。
でも、ぜひ、ぜひ、ぜひとも行きたかったのだ。
徳島で暮らしていると、なかなか質のよい雑貨を目にする機会がない。
東京では当たり前にあったのに...。

有名どころの方の展示にも興味があったけど、一番楽しみにしていたのは、全国からの公募で選ばれた作家さんたちのクラフトフェア。
買う気満々で出かけた。そして、いろいろ買ってきた。そうたくさんではないけれど。
そしてやっぱり見て楽しい、買って楽しいクラフトフェア。
今回が初めての開催で、そしてすごく豪華なメンバーの参加によるものだったけど、
豪華メンバーが揃わなくてもいいから、また来年もこういうのがこの辺であったらいいな。
高松市は徳島市から高速使って車で1時間ちょっと。出かけやすい距離である。
高知や松山はうんと、うんと遠い。覚悟がいる、のです。

生活工芸祭で、なんだなんだあの人だかりは...、というような人の山がずっと途切れていなかったように見えたのは、ミナペルホネンの皆川明さんのブースだった。すごい人気である。
四国ではなかなか手に入らないし、ご本人も来ていらっしゃるからなおのことかしら?
私も今まではふらふらと青山に出かけて、ミナの端切れを買うことができたけど、これからはそうはいかないな。

クラフトフェアに行って、作家さんたちのおもしろくて、美しい作品たくさん見て、ちょっとパワーをもらった気がした。
個展まであとわずか。
ゴールが見えなかった先週。
ずっーと向こう、トンネルの向こうに出口のかすかな光が見えた今週。
来週にはゴールをもっと近くに見たい。見えなくてはまずい。
リフレッシュしたところで、ラストスパート、頑張ります。

写真(下)は12月の個展に並べる作品の一部です。
ちくちくしている部分が全然分かりませんが、ちくちくしています。
bagは、いろんないろやカタチのものが並びます(30個くらい)。
自分でもこんなにたくさんの自分の作品を目にするのは初めて。
わくわくするような、楽しい感じの展示になりますように.....。

   
nov.24

 

子ども部屋が出来上がる。ロフトのある子供部屋である。
もともと天井が高い家だったので、ロフトを作ることができた。
この家を設計してくれた建築家が今回の改築も考えてくれて、とても素敵に仕上がった。
自然素材ばかりでできた部屋である。
ロフトはシングルの布団がなんとか2枚敷けるくらいの広さだが、子ども2人と私の3人でただいま寝ている。
はしごを登って、屋根裏部屋のような、というか巣穴のようなスペースの寝床に向かう。
なんだかリスにでもなった気分になる。
写真右はリビングから見た子供部屋の入り口。ロフトに取り付けられた窓からリビングの様子を伺うことができて、
子どもたちのお気に入りである。

部屋が出来上がったら、長男はそれまではゴミ置き場のようだった自分の机をいそいそと運び込み、整理整頓し始めた。
今通っている小学校は公立だけれど、制服(学ラン)があり、部屋ができるまでは毎日あちこちに脱ぎ捨てていて、
私が声をかけるまでハンガーにかけたことなど一度だってなかったが、部屋ができてからは、ここのとこずっと(1週間くらい)私が業を煮やす前にハンガーにかけ、子供部屋のクローゼットにしまっている。
靴下を裏向きのままあちこちに脱ぎ捨てるのは相変わらずだけれど.....。
まあ制服を脱ぎ散らかさなくなっただけでも、かなりよしとする。
いつまで続くかかなあ?という心持ちで見守ろう。

やっと子ども部屋ができ、リビングに鎮座していたダンボールも片付き、今まで寝起きしていた和室が
とりあえず私のアトリエになった。
ほっと一息である。
が、しかし、明日から犬と暮らすことになる。
長男が、パパが亡くなり、徳島で暮らしたいと言った時期と同時に、「徳島なら犬が飼えるよね?犬を飼いたい!」と
言っていて、犬を飼う約束をしていたのだった。
しかもチワワがいいと言い張る息子。
外で飼える犬は〜?と家族みんなでたしなめてみたが、それだと意味がない、というようなことを言うのである。
チタチタチタ、と足音をたてて、トイレまでついてきてもらいたい、なんてやたら具体的な願望まで抱いている。
チワワを飼っている母の知人から紹介してもらったペットショップに、チワワが入ってきたら教えてくれるように
頼んでいた。10月の終わりに連絡があり、見に行ったら、息子が6匹のうちの1匹をとても気に入り、
家の改築が終わるまで預かってもらっていたのだ。
そしてついに明日迎えに行く。
久しぶりの両親との同居、相変わらずの毎日の些細な兄弟喧嘩、そして家の中で飼うのは初めての犬との生活....。
どうなることやら?まあ、どうにかなるだろう.....。

   
nov.16

 

 

子供部屋の改築(写真)が進んでいる。
実家は、両親が夫婦2人だけの終の棲家にと思って4年前に建てた平屋の家。
予備の部屋は一つだけで、今はその6畳の和室に私と子ども2人で寝起きしている。
そんなわけで長男の勉強机や子どもたちのおもちゃがリビングの一角を占領し、私の布モノが廊下に積み上げられ、リビングとつながる暖炉のある土間スペースに、私の仕事用の机がデンと置かれている有様。
全てを6畳の和室に押し込んで寝起きすることは不可能で、さあどうしよう?ということになったのだが、長男がみんなで暮らしたいと言ってきかない。何が何でも同居したいらしく、リビングも玄関も一緒の家がいいんだと、言い張るのである。
平屋の家に二階部分を増築するという案も出たが、費用がかかりすぎるし、しばらくみんなが別の住居に移住しなくてはならない。
考えに考えた結果、リビングと隣合わせの4、5畳の納戸だった部屋を少しだけ広げて、子どもたちの部屋へと改築することになった。
個展の準備もあるので、私は改築は正直もうちょっと後でも良かったんだけど、そう思うのは私だけのようで、子どもたちもワクワクと楽しみにしているし、母もどんどん話を進め、今に至る。
私は東京から引っ越すことを決めてからこのかた、ずっーーと片付けばかりしている感じで、片付けは嫌いじゃないんだけど、さすがに飽きてしまった感がある。

大工さんはもくもくと作業をこなし、私はちょっと離れたところで、もくもくと作品を作る。
大工さんたちの話を聞いていると、扱っている素材が違うだけで、布仕事と似ているなあと思う。縮尺の話だとか、どうやったら綺麗に仕上がるかとか、聞こえてくるのはおおむねそういう話。
子供部屋は決して広くはないけれど、ロフトのある基地みたいな空間になりそうだ。子どもたちは毎日大工さんたちが帰ってから子供部屋を覗きに行って、出来上がりを心待ちにしている。

 
oct.29

 

先々週は次男の幼稚園の運動会、そしてこの日曜日は長男の小学校の運動会だった。
2週連続の運動会。どちらも運動会日和。
心配もなんのその。2人ともすぐに新しい環境になじんで、運動会でもそれぞれ大役を務めた。
次男は運動会のリレーでアンカーを務め、長男は組体操でピラミッドの頂上に立つ役目を務めた。私に似ず、運動神経は悪くない息子たちである。
夫も見たかっただろうな、見ててくれているのかなあ、と思う。
ビデオやカメラで撮るのは夫の役目で、気が向いたときに私が写真を撮るというのが、こういうときのいつもの役割だったが、これからは私が全部やらなくてはいけない...。私の両親は、こういうことはからきし苦手である。とても任せられない。
しかしビデオはやっぱり苦手だな...。ビデオカメラ越しに見るのではなくて、直接全体を見たくなる。ビデオカメラ越しだと、なんだか見た気がしない。半分くらい見損なったような気持ちがする。

長男は今日は振替休日で、朝から友だちと釣りに出かけた。釣り名人の友達ができたらしい。カードもゲームも好きだけど、釣りが今は何よりおもしろいのだそう。

明日は幼稚園の芋掘りだ。
秋は行事が目白押し。

 
oct.15

 

久しぶりの更新になります。
7月、夫が他界しました。
shopの更新をして、しばらくたったときのことでした。
突然のことでした。

人はいつどうなるか分からないということは、私自身の経験から骨身に染みて分かっているつもりでした。
しかし心の整理、のようなものがつくまでは、しばらく時がかかりそうです。

人生には思いもよらなかったことが起こることがあり、どうしても逆らえない運命というものもある、と私は思っています。
時間はかかるかもしれませんが、運命を受け入れ、夫が遺してくれた大切な2人の息子とともに
たくましく生きていきたいと、そう思っています。
幸い、息子たちは元気で明るく、パパの思い出話もしたりします。
いろいろと思うこともあるのだろうけど、彼らなりに前向きに生きようとしています。
私がめそめそするのが、 今は一番つらいようです。
私もこの命ある限り、前を向いて生きていきたいと思います。

今月東京を去り、実家のある徳島県に転居することなりました。
長男が、寂しいけれど、ここで家族3人で暮らすより、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に
賑やかに暮らしたいのだそうです。
私も子どもたちには、いろいろな価値観のなかで、朗らかに育ってほしいと願っています。
少し急な引越しになるのですが、長男の今後の転居先での学校行事のことを考えて、決めました。

ホームページの作成は自分でやっていましたが、他のPCにかかわる作業はすべて夫任せでした。
はっきり言って、パソコンのことはちんぷんかんぷんです。
転居して、すぐにPCを今の状態に復活できるのか、甚だ自信がありません。
またしばらくホームページを更新できなくなると思いますが、
落ち着きましたら、またこのページでお知らせしたいと思っています。

そして、前から決まっていたことなのですが、今年の12月に、愛媛県のL-BLANCHEさんで
初の個展をさせていただくことになっていました。
こんなことになって、迷いましたが、やはり予定通りやらせていただきたいと思います。
転居してもしばらくは、個展に向けての制作に忙しい毎日が続きそうです。
そして、こんなときだからこそ、仕事があることは有り難いと、しみじみ感じています。
私なりに頑張ってみたいと思っています。

sep.11

 

先日の新作のアップの際には、たくさんの方にご覧いただき、本当にありがとうございました。
ご注文くださった方には全て発送を終えました。
いつもご注文をくださって、本当に本当にありがとうございます。
ご注文のときに一言添えてくださるメッセージや、「届きました!」と連絡をくださるメールにいつも励まされ。
作る喜びを感じています。
今回の新作はバッグが残り1つとなりました。
使い勝手の良い大きさのしっかりめのトートbag、その名もegg。マチが大きめなので、壁にかけておくと、底がまるく円を描くラインになります。そのシルエットがなかなかかわいい、と思っています。気長にお嫁入りを待とうかな。

先日の七夕の日、幼稚園児の息子が七夕飾りとともに大きな笹を持って帰って来た。幼稚園から毎年かなり立派な笹をいただいている。年長さんになった息子の願いことは「もっとやさしくなれますように。」だった。へぇっー...、そうかそうか。
ついでに小5の長男にも、「なんか願い事は?」と聞いてみた。カードゲームにもっぱらはまっている長男、「エックスレアなカードが当たりますように。」と答える。そこで、次男「願いことは自分が頑張ることなんだよ。」と意見する。まったくどっちがお兄ちゃんなんだか...?
「じゃあママの願いごとは、すてきなバッグができますように、にするっ!短冊にママの願い事も書いてくれる?お兄ちゃんは?自分が頑張る願い事なんだよ。」と言うと、「じゃ、引き運が強くなりますように!にする」、と。どこまで物欲に支配されているんだこの子は?
次男が短冊に私の願い事を書いてくれた。見ると、「すてきなぼくできますように(すてきなばっぐできますように)」だった。あんまり可笑しくて、なんだかかわいらしくて、思わず笑ってしまった。長男も私が笑うので、「なに?見せて見せて」とやって来て....。次男、泣いてしまった。。。
「いいんだよ、間違っても...。」と言ったけど、ほんのちょっとの間ご機嫌ななめであった。


写真(左)のバッグは会津若松のギャラリーひと粒さんに送ったもの。からし色の会津木綿を使用した裂き布のdress bag 。
会津木綿の裂き布bagシリーズは、また違ったお色でトートタイプのものをもう1つ作りました。
あとはリネンの刺し子のbagがDMのバッグを含めて3点です。
ひと粒さんからのご注文で、バッグハンガーも作らせていただきました。
これ、案外スグレモノですね。けっこう重たいバッグをかけてもずり落ちない。
お近くの方は良かったら、ぜひぜひ足をお運びくださいませ。今週12日からです。
 
jul.9

 

明日、予定通り新作のバッグとがま口をアップできそうです。

写真(上)は私が使っているiPhone。「あっー!」と、何でもうっかりして落としてしまうタチなので、ブックカバー型の頑丈な専用ケースに入れて持ち歩いています。ちょこっと木が付いていて、+の刻印が押されていて、なかなか気に入っています。
実は今回アップするバッグには、内ポケットが2つ付いているものが多いのです。
私の作ったbagを手にとって見てくださったある方から、携帯電話が入るポケットも付いていたら、使う人にもっと優しいというアドバイスをいただいて。
ポケットを付けるというのは、確かに一手間かかります。
でも使う人に優しい...、か。やっぱりそうあるべきだなあ、日常のバッグだからこそそういう細やかな気遣いは大事だなあ、と改めて意識し直しました。
そこで、携帯電話....、おや待てよ、私はスマホ使ってる。
先日見たニュースで、今年になってスマホユーザーが急上昇ということだったし。
そういうわけで、携帯電話はもちろん入りますが、スマホが私のような厚めのカバーを付けてもきちんと収まるサイズの内ポケットも、デザイン上できる限り付けてみることにしました。

そして今回アップするがま口、ミニサイズのものと、ポーチサイズのものをそれぞれ2つずつ作りました。全部ミナペルホネンの端切れを使ったものです。ミナの端切れを使ったミニタイプとポーチタイプのものは今回が初アップとなります。
ミナがお好きな方、よかったらどうぞ見てみてください。


それから、会津若松にあるギャラリーひと粒さんのバッグ展にも参加します。
バッグ展は7月12日から。
DMご希望の方はメールにてご連絡くださいませ。

 
jul.3

 

気付けば6月末だった...。
今年はまだまだ涼しいな。
日差しは夏のそれだけど、風がまだひんやりとしていて心地良い。
今日はweb shopに載せるためのバッグとがま口の写真撮り。
まだまだ撮り直したいものがいくつかあるが、明日はあいにくの雨だという。


7月4日、水曜日に新作を並べる予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。

 
jun.30

 

去年の夏実家で食べた実山椒の塩漬けがそれはそれは美味しくて、実家にいる間、それをちりめんと和えてご飯にかけてよく食べたものだった。
よくあるちりめん山椒のような甘辛い醤油味ではない。
緑色の残る山椒とちりめんと塩、それだけの味がとてもさっぱりとしていて美味しかった。聞くと、母は作った友達から分けてもらったのだと言う。
どうしてもまた食べたくて、パソコンでいろいろ調べてみた。
醤油味のついていない実山椒の佃煮を販売しているところは少なかったが、あるにはあった。けれどだいたい生の実山椒が採れるごく限られた時期に、それは自宅で作るもののようだった。
そして先日、偶然八百屋で生の実山椒を見つけた!和歌山県産である。
早速買ってきて、塩漬けの作り方を調べてみる。
実を小枝から外す作業はちょいと大変だった。そしてその手で何気なく目をこすったときには、目がひりひりしてしばらく開かなかった。さすが山椒...。
さーっとゆでで、冷まして、塩漬けに。
あー美味しい。ちりめんやしらす干しと一緒に、ほんのひとつまみご飯にかけるだけで、ごちそうである。
しかし、辛い。かなりピリピリ。最初はいいが、だんだんと舌が麻痺してくるのである。でもやっぱり美味しい、やめられない。
ソテーしたお肉にかけてもおいしいらしい。
今度試してみよう...。

6月の終わり頃か、7月の初めあたりにweb shopに新作を並べようと、準備しています。
どうぞよろしくお願いいたします。

 
jun.10

 

 
jun.4